大東建株ストップ高、33.08%の自社株買いで1株価値向上

賃貸住宅事業を展開する大東建託株 が一時、制限値幅いっぱいのストップ高となる前日比1000円(17%) 高の6750円を付けた。同社は前日、発行済み株式総数の33.08%を上 限とする自社株の公開買い付けを実施し、取得分は消却すると発表。 足元の業績堅調も確認される中、今後の1株価値の上昇など株主還元 姿勢を好感する買いが膨らんだ。

大東建は1月31日、発行済み株式総数の33.08%に当たる3887 万9800万を上限とし、1株当たり5445円で自社株の公開買い付けを 行うと発表。期間は2月1日から3月1日までで、取得分はすべて消 却する方針という。

また、今期(2011年3月期)の連結営業利益が前期比4.3%増の 742億円になる見通しとも発表。従来予想は720億円。継続的なコス ト削減により、完成工事総利益率が期初計画より上昇したことが背景 としている。

メリルリンチ日本証券では、今回行う自社株買いの影響だけで12 年3月期の1株当たり利益が従来予想より1.49 倍となるとし、目標 株価を8000円に引き上げた。同証の橋本嘉寛アナリストは31日付の 投資家向けリポートで、1株当たり利益が大幅に引き上がるため、目 標株価ベースの配当利回りは4.2%となるとの見方を示した。また、 足元の受注が好調で、12年3月期から14年3月期まで平均7.6%の営 業増益を予想しているという。

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