英中銀:年内3回利上げ、インフレ阻止で1.25%まで-NIESR予測

【記者:Jennifer Ryan】

2月1日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行)は 消費者物価の大幅な上昇が定着するのを防ぐため、年内3回の利上げ を実施する可能性がある。英国立経済社会研究所(NIESR)が見 通しを明らかにした。

NIESRは、英中銀が年内に政策金利を1.25%まで引き上げる と予想し、利上げが1回のみで0.75%に引き上げるとしていた昨年10 月時点の予測を修正した。また、英国の2011年のインフレ率見通しも 従来の2.8%から3.8%に上方修正した。

昨年12月の消費者物価上昇率は前年同月比3.7%と、中銀目標 (2%)のほぼ2倍の水準に達した。そうした状況を受けて、今月13 日の金融政策委員会(MPC)で、ウィール委員はセンタンス委員と ともに利上げを主張。両委員は、インフレ率が目標を上回り続ける恐 れがあると懸念を示している。

NIESRの研究員、サイモン・カービー氏は1月31日のロンド ンでの記者会見後にインタビューに応じ、「原油相場の動向を考慮する と、物価のアンカーが漂流してしまうような事態は望ましくない。イ ンフレ率を目標水準に戻すためにかなり急激な利上げが必要になると 予想されるためだ」と指摘。「5月にも最初の動きがあるかもしれない」 と述べた。

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