米BOA:モイニハンCEOの賞与額、投資銀責任者下回る

資産規模で米銀最大手のバンク・ オブ・アメリカ(BOA)は、ブライアン・モイニハン最高経営責任 者(CEO)に就任1年目の賞与として905万ドル(約7億4300万 円)相当を付与した。支給額は同行の投資銀行部門責任者、トーマス・ モンタグ氏を下回る水準にとどまった。

31日の当局への届け出によると、モイニハンCEO(51)は制 限付き株式の形で賞与を受け取った。グローバル・バンキング・アン ド・マーケッツ部門を率いるモンタグ氏には、制限付き株式1430万 ドル相当と現金90万ドルが支給された。

モンタグ氏の部門は昨年、63億ドルの利益を上げた。一方、モイ ニハンCEOはケネス・ルイス前CEOが買収した事業で124億ドル の減損処理を強いられ、BOAの通期決算は赤字となった。

BOAは届け出で、同CEOを含む幹部への賞与は「当行にとっ て2010年が特別で重要な移行の年だったとの認識」に基づいたもの と説明している。

モイニハンCEOの今年の給与は、昨年の95万ドルから据え置 かれた。モンタグ氏は80万ドルから85万ドルに昇給となった。

一部の同業他社は賞与支給をめぐる当局からの圧力増大に対応し、 基本給を引き上げている。ゴールドマン・サックス・グループは先週、 当局への届け出で、ロイド・ブランクファイン会長兼CEOに10年 分として1260万ドルの株式賞与を付与し、今年の基本給を200万ド ルと昨年の60万ドルから引き上げたことを明らかにした。

シティグループもビクラム・パンディットCEOの下で初めて通 期黒字となったことを受け、同CEOの基本給を1ドルから175万ド ルに引き上げていた。

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