米財務省:1-3月純借入必要額見通し2370億ドルに下方修正

米財務省は1-3月(第1四半期) の米政府の借入額の見通しを引き下げた。連邦準備制度理事会(FR B)を支援する借り入れプログラムの規模縮小を決めたことに伴う。

31日の発表によれば、同省は第1四半期の純借入必要額の見通し を2370億ドル(約19兆5000億円)と、3カ月前の4310億ドルか ら下方修正した。また、今年4-6月(第2四半期)の必要額は2990 億ドルと見積もっている。昨年10-12月(第4四半期)は、当初見 通しの3620億ドルに対し、財務省の借入額は3630億ドルとなった。

連邦債務残高の上限引き上げをめぐりオバマ政権と米議会の攻防 が続く中、財務省はFRBを支援する「補完的資金調達プログラム(S FP)」を50億ドルに縮小することを表明、それが今回の下方修正の 一因となっている。SFPは従来、2000億ドル規模が予定されてい た。

米経済が力強さを増す中で、オバマ政権は軸足を財政見通し改善 の取り組みへと移しつつあり、共和党議員らも歳出削減を求める姿勢 を強めている。同国の昨年第4四半期は個人消費が約4年ぶりの高い 伸びとなり、国内総生産(GDP)は前期比年率3.2%成長となった。

財務省は四半期国債入札を2月2日に発表する。アナリスト5人 を対象に実施した調査の中央値によると、入札総額は昨年11月と同 水準が見込まれている。11月は3年物が320億ドル、10年物は240 億ドル、30年物160億ドルと、総額720億ドルが発行された。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE