米石油会社の社債保証コスト低下、原油価格上昇で-CDS

31日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米石油会社の社債保証コストが低下。 反政府デモでスエズ運河とスメド石油パイプラインが閉鎖されるとの 懸念が広がったものの、原油価格上昇の影響の方が大きかった。

コノコフィリップスやチェサピーク・エナジーの社債保証コスト が低下。北海ブレント原油先物は2008年以来初めて1バレル=100ド ルを突破した。デモがエジプトの2大石油輸送システムの混乱をもた らすとの懸念から、社債保証コストは28日にはいずれも上昇していた。

UBSのコーポレートクレジット戦略責任者、ジョージ・ボリー 氏はインタビューで、「28日のエネルギー関連社債保証コスト上昇は、 エジプト情勢悪化で石油供給が混乱しかねないとの懸念によるものだ った」とした上で、「今日はそうした懸念が幾分和らいでいる」と 説明。原油高が社債保証コスト低下に寄与したとも述べた。

CMAによれば、コノコフィリップスのCDSスプレッドは1.3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて37.5bp。28日は

1.4bp上昇した。同日に7.8bp上昇していたチェサピーク・エナジ ーは、6.9bp低下の313.8bp。

北米企業の信用リスクの指標であるマークイットCDX北米投資 適格指数のスプレッドは、2週間ぶり高水準から下げに転じた。複数 の企業決算が予想を上回ったほか、良好な消費者支出統計を受けたプ ラス効果がエジプト情勢による悪影響を小さくした。マークイット・ グループによれば、同指数のスプレッドはニューヨーク時間午後5時 45分(日本時間2月1日午前7時45分)現在、2bp低下し84.2b p。

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