ヘッジファンドのバライ・キャピタル、清算へ-FBIが昨年家宅捜索

ニューヨークのヘッジファンド、 バライ・キャピタル・マネジメントはインサイダー取引捜査の一環で 連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受け、運用するファンドの清算を 進めている。出資会社が送付したメモで明らかになった。

プロテジェ・パートナーズの共同創業者、ジェフ・タラント氏 テッド・シーズ氏は31日、投資家宛ての電子メールで、「バライ・キ ャピタルから、政府の捜査に全面的に協力しているとの報告があった。 また整然と運用ファンドの段階的縮小を開始したことも知らせてきた」 と説明した。ブルームバーグ・ニュースが電子メールのコピーを入手 した。

FBIは昨年11月にバライ・キャピタルに対する家宅捜索を実施。 投資家に専門家を紹介する専門家ネットワーク企業、プライマリー・ グローバル・リサーチの元コンサルタント、ウィニフレッド・ジャウ 容疑者に対する訴追請求に記された。ジャウ容疑者は昨年12月、プラ イマリー・グローバルを通じてコンピューター部品メーカーの米エヌ ビディアとマーベル・テクノロジー・グループに関する情報を3つの ヘッジファンドのポートフォリオマネジャーに提供したとして逮捕さ れた。ジャウ容疑者の代理人によれば、同容疑者は無罪を主張する考 え。

裁判所文書には、FBIが「ヘッジファンドA」の協力的な証人 が使用したパソコンを押収・捜索する許可を得たと記されてある。

31日付のウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、 このヘッジファンドAがバライ・キャピタル。同社を率いるサミア・ バライ氏は不正行為での訴追はされていない。

プロテジェの広報担当、スコット・タグリアリーノ氏はコメント を控えた。バライ氏からもコメントは得られていない。

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