米アトランタ連銀総裁:失業率は「容認できる水準にはほど遠い」

米アトランタ連銀のロックハー ト総裁は、過去最大規模の金融緩和策を政策当局者は推し進め、容認 できないほどの高水準で推移している失業率の低下に努めるべきだと の見解を示した。

ロックハート総裁は31日、マイアミで講演。講演原稿によると、 総裁は「2011年の持続した回復に向けた明るい兆しが確実に存在す る」と発言。「そうは言っても、勝利を宣言するには時期尚早だと確 信している。失業率が容認できる水準からほど遠いのは確かだ」と述 べた。

同総裁は「前進は本物だが、断続的で、当局による量的緩和政策 が引き続き求められている」と指摘。「現時点での見通しとしては、 慎重な楽観主義が適切で、推定される改善速度の過大評価を避けるべ きだ」と続けた。

総裁は緩やかな景気回復には勢いがあり、今年中は持続可能なは ずだと指摘。ただ、住宅市場が景気回復の足かせになる可能性があり、 特にフロリダ州ではそうだと語った。

また、「インフレは現在のところ、望ましい水準よりも低い水準 にある」と発言。「数カ月前はデフレに対する不安が正当化されたが、 最近はこの懸念が後退し、インフレ率は安定したようにみえる」と述 べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE