欧州債:独債利回りが1年3カ月ぶり高水準に迫る-インフレ加速で

欧州債市場ではドイツ2年債利 回りが1年3カ月ぶりの高水準に迫った。ユーロ圏の1月のインフレ 率がここ2年での最高を記録、欧州中央銀行(ECB)が何らかの対 策を取る可能性があるとの観測が強まった。

ドイツの10年債利回りは、4月以来の最高水準に7ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)内に迫った。ユーロ圏の1月の 消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.4%上昇と、2008年 10月以来の高水準を記録した。ブルームバーグがまとめた予想の

2.3%を上回った。ギリシャ債を中心に欧州の高債務国は上げた。

DZ銀行の債券ストラテジスト、グレン・マルシ氏(フランク フルト在勤)は、「投資家にとってインフレ懸念がさらに強まれば、 この先、ドイツ国債にとって一段のマイナス材料になるだろう」と述 べた。

ロンドン時間午後4時32分現在、独2年債利回りは前営業日比 1bp上げて1.38%。同国債(表面利率1%、2012年12月償還) 価格は0.025ポイント下げて99.305。ドイツ10年債利回りは

3.15%。今月27日には、4月12日以来の最高となる3.22%を 記録した。

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