ロシア中銀、預金準備率を引き上げ-政策金利は据え置き

ロシア中央銀行は、市中銀行の預 金準備率を引き上げたと発表した。1年ぶりの高水準にあるインフレ 率や資金流入の抑制が狙い。

ロシア中銀が31日発表した声明によると、法人預金を対象にした 準備率は1ポイント引き上げられ3.5%、リテール(小口)顧客の預 金対象分は0.5ポイント上昇し3%となった。主要政策金利であるリ ファイナンス金利は7.75%に据え置かれた。

ロシアはブラジルやハンガリーなどの国々と同じく、金融政策の 引き締めを通じてインフレ加速に歯止めをかけている。先月はリファ イナンス金利を据え置いた一方、翌日物預金金利を引き上げた。

声明は、「預金準備率引き上げは、インフレ期待の高まりとロシア への資本流入の現状を踏まえた決定だ」としている。

ロシアでは昨年12月のインフレ率が少なくとも過去50年間で最 悪の干ばつ被害を背景に5カ月連続の上昇となり、1年ぶりの高水準 を記録した。