東電:今期純利益予想を1100億円に増額-原発発電開始で

東京電力は31日、今期(2011年3 月期)の連結純利益予想を1100億円に上方修正した。従来予想は800 億円。ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト12人による予想 平均は1058億円。柏崎刈羽原子力発電所5号機(出力110万キロワット) の発電開始で燃料費の減少が見込まれるため。

都内で会見した東電の経理部長、住吉克之氏は柏崎刈羽原発5号機 の発電再開によって「今期の経常利益に対し350億円増となる」と述べ た。6-9月の猛暑で冷房需要による販売電力量増が増加したことも収 益を押し上げた。

ゴールドマン・サックス証券の酒井田浩之アナリストは20日付のリ ポートで柏崎刈羽原発の今後の再稼働時期について、2号機と4号機が 11年12月、3号機が12年6月との見通しを示している。これによって 12年3月期の決算で経常利益4000億円に戻ると、決算発表までに1株 60円から70円への増配を予想するとみている。

同時に発表した10年4-12月期の純利益は前年同期比11%減の 1399億円、営業利益は14%増の3269億円、売上高は8.3%増の3兆9599 億円だった。

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