タイ連立与党は世論調査でリード、選挙に向け準備-アピシット首相

タイのアピシット首相は、連立与 党が世論調査でリードしており、選挙に向けて準備を整えていると述 べた。選挙で安定がもたらされるとともに、2008年以降に暴力的な 抗議行動を招いた国民の不満を軽減することになると表明した。

アピシット首相は世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開か れたスイスのダボスでブルームバーグテレビジョンのインタビューに 答え、「世論調査結果を見れば、与党が若干リードしている」との認識 を示した。首相は世論調査の名称には言及せず、勝利が当然だと考え ることはできないとしているが、「タイにとって良いことは、自由で公 正な選挙が間もなく行われることだ。民主党と政府はこうした選挙で 戦う用意を整えている」との見解を示した。

アピシット首相(46)は民主党を総選挙で約20年ぶりの勝利に 導きたい考え。28日に収録された同インタビューで首相は「選挙自体 は市民の不満に対し、完全ではなくとも部分的な解決策になる」と述 べ、「選挙が実施されれば、赤シャツ隊は民主的プロセスを経たことを 認めざるを得なくなる。選挙に勝つのが誰であれ、統治権を持つこと になる」と語った。インタビューは31日放映された。

08年の議会投票で首相に選出されたアピシット氏は、総選挙を求 めるタクシン元首相支持派「反独裁民主統一戦線(UDD)」(通称赤 シャツ隊)による抗議デモに対応し、これまでに軍の出動を2回要請。 昨年5月のデモでは約90人が犠牲となり、バンコク市内では放火事 件も発生していた。

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