日産自:エジプト工場の生産を1週間停止-現地情勢緊迫化

エジプト情勢の緊迫化を受けて、 日産自動車はカイロ近郊の自動車組み立て工場の生産を30日から2 月3日まで1週間の予定で停止した。日産自・広報担当の米川満氏は 31日の電話取材に対し、現時点では自動車の生産を続けられる状況で はなく、4人いる現地駐在員にも安全を考慮して避難勧告を出してい ると述べた。

日産自の同工場ではスポーツ型多目的車(SUV)「エクストレイ ル」や小型乗用車「サニー」などの車種を手がけ、昨年は1万台を生 産した。米川氏は生産の遅れについて「どこかに振り替えるというよ り、ここで後々盛り返すつもり。早く情勢が元に戻ればいいのだが」 と話した。

トヨタ自動車は、広報担当の橋本史織氏によると、エジプトに生 産事業体はなく、現時点で出張者や出向者もいないが、外務省の海外 安全情報に従ってエジプトへの出張を当面、禁止した。現地のディー ラーに関して、橋本氏は「影響があったという報告は受けていない」 と話した。

ホンダもエジプトに現地法人や常駐の駐在員がなく、広報担当の 橋本久美子氏は「特に影響の報告は受けていない」という。

エジプトでは首都カイロなどで、ムバラク大統領の退陣を求める デモが発生している。

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