海運3社:4-12月期は黒字化や利益拡大-今期予想は対応分かれる

【記者:松田潔社】

1月31日(ブルームバーグ):世界経済は減速しながらもリーマ ンショックから回復基調を続ける中、商船三井、川崎汽船、日本郵船 の大手海運3社は2010年4-12月期連結決算で、大幅増収となり、 各利益が黒字転換や大幅拡大となった。一方、欧州金融不安、ばら積 み船などのドライバルク市況が豪州の洪水の影響などで下落する中、 今期(11年3月期)連結業績予想の見直しは各社で対応が分かれた。

商船三井が31日発表した4-12月期連結決算で、売上高が前年 同期比20%増の1兆1805億円、純利益は前年同期の22億円から561 億円へ拡大した。一方、運賃市況が想定ほど回復しないなど、今期予 想は売上高、各利益とも減額し、純利益は従来の650億円から570億 円(前期比4.5倍)に下方修正した。

川崎汽船は同日発表した4-12月期連結決算で、売上高が前年同 期比24%増の7619億円となったほか、純損益は前年同期の赤字620 億円から332億円の黒字へ転換した。今期予想は売上高を若干増額す る一方、営業・経常利益を減額、純利益を従来の320億円から330億 円(前期は赤字687億円)に上方修正した。

日本郵船が同日発表した4-12月期連結決算で、売上高は前年同 期比20%増の1兆4818億円、純損益が前年同期の267億円の赤字に 対して712億円の黒字となった。今期業績予想は据え置いた。

--取材協力:クリス・クーパー Editor:Hideki Asai、Tetsuzo Ushiroyama

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