12月の米個人消費支出と所得は増加か-ブルームバーグ調査

【記者:Shobhana Chandra】

1月31日(ブルームバーグ):米国の個人消費は昨年12月に伸び が加速したもようだとエコノミストらは予想している。米商務省が先 週発表した10-12月(第4四半期)の国内総生産(GDP、速報値) では、個人消費が2006年1-3月期以来の力強い伸びとなった。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、31日に発表され る2010年12月の個人消費支出(PCE)は前月比0.5%増(58社の 予想中央値)が見込まれている。11月は同0.4%増だった。同時に発 表される個人所得は3カ月連続で増加したもよう。一方、PCEコア 価格指数はインフレ率が米連邦準備制度理事会(FRB)の長期目標 を引き続き下回っていることを示すとみられる。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコノ ミスト、スコット・ブラウン氏は、「消費者が貢献しており、回復は軌 道に乗っている」と指摘する半面、「消費が一段と大きく拡大するには 雇用市場が実際に持ち直す必要がある。失業率は依然として、FRB が緩和措置を継続する必要があるほど高止まりしている」と語った。

米商務省は午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に12月のP CEを発表する。調査での予想レンジは前月比0.2-0.8%増。

12月の個人所得は同0.4%増(58社の予想中央値)とみられてい る。11月は同0.3%増だった。一方、FRBが注目する食品と燃料を 除くPCEコア価格指数は前年同月比0.8%の上昇と、1975年の統計 開始以来最も低い数字だった10、11月と同じ伸び率となる見込み。F RBが掲げるインフレ率の長期目標は1.6-2%。

午前9時45分に発表される1月のシカゴ購買部協会景況指数は

64.5(41社の予想中央値)と、04年10月以来の高水準だった昨年12 月の66.8から低下する見通し。同指数は50が活動の拡大と縮小の境 目を示す。

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