米景気回復の加速で成長株投資は先細りの公算-市場は割安株を選好

米景気回復の加速を示す最も強い 兆候は、米株式市場にあるかもしれない。

米小売売上高や消費者信頼感、鉱工業生産の改善を背景に、投資 家の選好対象がグロース株(成長株)からバリュー株(割安株)に移 りつつあるからだ。成長株は、経済や企業業績全体の見通しが力強い と投資妙味が減退する。

市場平均よりも割安な銘柄を含むラッセル1000バリュー指数は 昨年12月に7.7%上昇し、ラッセル1000グロース指数と比較して 2009年8月以来最も高い伸びとなった。

5110億ドル(約42兆円)相当の資産を運用するINGインベス トメント・マネジメントのシニアストラテジスト、パトリック・ムー ネン氏は「労働市場は安定化しつつあり、緩やかな改善すら見られる」 状況で、企業は「手元流動性からの支出を増やし始めるだろう」と指 摘。同氏のチームは昨年7-12月期に成長株をオーバーウエートとし ていたものの、現在は投資判断を逆転。「経済指標の改善と力強い企業 業績がバリュー株を後押しする要因だ」と説明した。

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