ソネットE株が08年来高値、会員獲得費抑制で利益予想増額-増配も

インターネット接続会社のソネッ トエンタテインメント株が4日続伸。主力のネット接続事業での会員獲 得費用の抑制が寄与し、今期(2011年3月期)利益が従来予想から上 振れる見通しと発表した。併せて配当計画も増額修正したため、良好な 収益環境が評価され、一時前週末比5.2%高の28万4000円と、08年9 月以来およそ2年4カ月ぶりの高値水準を回復した。

ソネットEは28日、11年3月期の連結純利益が前期比16%増の 37億円になりそうと発表した。従来予想は35億円。ネット接続事業で 会員獲得費用が想定を下回ることによる。年間配当予想は従来の3000 円から3300円(前期は3000円)に増額した。

独立系調査会社ティー・アイ・ダブリュの鈴木崇生アナリストは、 「ネット接続事業での会員獲得コストが安く済んでおり、解約率も安定 推移している」点を評価する。同氏によると、ソネットEはEPS(1 株当たり純利益)を重視した経営を展開しており、業績悪化局面でも 「持ち分法適用会社のディー・エヌ・エー株を売却するなどして、EP Sの水準を維持するとの安心感もある」という。

一方、オンラインゲームが振るわず、ソネットEは今期連結売上高 予想を前期比18%増の890億円に下方修正した。従来予想は900億円。 「中長期の成長ドライバーであるオンラインゲームの新規投入を止めて いることは懸念材料だ」と鈴木氏は話していた。

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