シンガポールGIC副会長:IPO通じた資産売却、さらに検討も

政府系ファンド(SWF)のシ ンガポール政府投資公社(GIC)のトニー・タン副会長は、新規株 式公開(IPO)を通じ、さらなる資産売却を検討する考えを示した。 GICはシンガポールの外貨準備1000億ドル(約8兆2100億円)を 運用している。

タン副会長は世界経済フォーラムが開かれたスイスのダボスで、 GICは「環境が良好で、必要性があれば、IPOの良い候補となり 得るかなりの資産を保有している」と語った。同社は昨年10月、傘 下のグローバル・ロジスティック・プロパティーズの株式27億ドル 相当を売却している。

シンガポール企業が2010年に実施したIPOは57億ドル規模と、 ブルームバーグが1994年にデータの集計を開始して以来の最大とな った。また、グローバル・ロジスティックのIPOはシンガポール企 業では93年以来最大で、GIC傘下としては初。同IPO価格は仮 条件レンジの上限に設定。株価は取引初日にIPO価格比で10.7%上 昇した。

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