日本の輸出株買い、内需関連売りを提案-SMBCフレンド証の中西氏

SMBCフレンド証券の 中西文行シニアストラテジストは、日本の輸出株を買い、内需関連株 を売る投資アイディアを提案した。政府が法人税を引き下げる一方、 消費税を引き上げる可能性があるとみているためだ。

同氏は鉄道や公益事業株など国内の売り上げ比率が高い銘柄の 保有を減らし、自動車や電機株の買いを増やしたほうがいいとしてい る。菅直人首相は先月、法人実効税率の5%引き下げを訴える一方、 消費税引き上げに関する議論を呼び掛けた。

中西氏はインタビューで、「投資家は既にリバランスに動いてい ると思う。グローバル企業は業績が伸びるだろう。既に入れ替えが徐 々に進んでいる」と述べた。

TOPIX輸送用機器指数は、年初から27日までに7.6%上昇 し、同期間のTOPIXの3.4%上昇を2倍余り上回っている。輸送 用機器指数に含まれるトヨタ自動車とホンダ、日産自動車の3社はい ずれも売上高全体の7割以上を海外で計上している。

これに対して、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(J R東海)などが含まれるTOPIX陸運業指数は年初来1.8%の伸び にとどまる。TOPIX小売業指数は1.5%上昇。同指数構成銘柄で あるイオンは、国内の売り上げが全体の95%を占める。

中西氏は、信用力の低い個人向け米住宅融資の「サブプライムシ ョックから立ち直る局面で、ファンドマネジャーはグローバルが買い だと、そういう視点でスクリーニングしている」と指摘。また、消費 税を上げると「税金を払いたくない人は物を買わないだろう」と語っ た。

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