TNK-BP:18億ドルの配当中止も、一部株主の主張で-関係者

英石油会社BPのロシア合弁会社 TNK-BPは、BPと露ロスネフチとの提携をめぐる論争が激化す る中、一部株主の主張によって18億ドル(約1480億円)相当の配当 支払いを中止する可能性がある。事情に詳しい関係者1人が明らかに した。

ロシアの資産家集団「AAR」を通じて活動するTNK-BPの 株主らは先週、同社の競争上の利益を損なう恐れがあるとして、ロン ドンの裁判所にBPとロスネフチとの株式交換と北極圏での探査事業 契約の差し止めを要請した。

会合前であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、A ARの取締役会は昨年10-12月(第4四半期)の配当への拒否権行使 と手元資金の積み上げ開始について協議するため、31日に会合を開く 予定だ。取締役会はTNK-BPのミハイル・フリードマン会長とビ クトル・ベクセルベルグ氏、レン・ブラバトニク氏らで構成される。

BPのロンドン在勤広報担当者、ロバート・ワイン氏は、配当支 払いはロシア人株主だけでなく、TNK-BPの取締役会の問題だと 発言。AARの広報担当者、ミハイル・ロスクートフ氏はコメントを 控えた。

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