短期市場:翌日物0.085-0.09%、月末とTB発行で需要-レポやや上昇

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標「0-0.1%」に対して0.085-0.09%で取引されている。 月末の資金決済や国庫短期証券(TB)の発行に伴う資金需要が高ま っている。当日物のレポ(現金担保付債券貸借)金利も若干上昇して いる。

短資会社によると、朝方は一部の地方銀行や証券会社が0.09%、 都市銀行や地銀、信託銀行は0.085%で調達している。外国銀行の調 達希望水準は0.10%。前週末の加重平均金利は0.087%だった。

この日はTB3カ月物の発行日にあたるが、財政要因などによる 資金の大きな増減はない。午前9時20分の定例金融調節が見送られ、 この日の当座預金は2000億円減の18兆2000億円程度。一方、準備預 金(除くゆうちょ銀)は6000億円増の13兆4000億円程度に増える見 込み。

レポは当日物が0.11-0.115%と、前週末に比べて0.5-1ベーシ スポイント(bp)の上昇。前週は31日スタートの全店共通担保オペに 1兆3116億円の応札が集まっていた。2月1日や税揚げにあたる2月 2日受け渡しの翌日物は0.10-0.105%近辺で推移している。

月末は資金決済が集中することで一時的に需要が高まりやすい上、 TBの発行日も重なることで証券会社などの資金手当ての需要が残っ ていた。また、海外ユーロ円金利の強含みで一部外銀の調達意欲も高 まっている。

もっとも、日本銀行の潤沢な資金供給を背景に、準備預金の積み の進ちょく率かい離幅がプラス9%台まで進んでいる。共通担保資金 供給オペも応札額が通知額を下回る札割れが続くなど、需要を上回る 資金が供給されており、金利上昇圧力は限定的だ。

前週末に実施された全店共通担保オペ1兆4000億円(2月1日- 28日)の応札額は8572億円にとどまる札割れ。この日は税揚げで大 幅な資金不足となる2月2日スタートのオペ通知が予想される。

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