ゴールドマンCEO:株式による賞与、10億3500万円-基本給も増加

資産規模で米銀5位のゴールドマ ン・サックス・グループは、ロイド・ブランクファイン会長兼最高経 営責任者(CEO)に対し、2010年分の賞与として制限付き株式1260 万ドル(約10億3500万円)相当を支給したと発表した。前年の900 万ドル相当から引き上げられた。

ゴールドマンは28日に米証券取引委員会(SEC)に提出した資 料で、ブランクファインCEO(56)に対し、26日に7万8111株を供 与したことを明らかにした。26日終値(161.31ドル)で換算すると、 その価値は1260万ドル相当になる。同行はまた別の届け出で、同CE Oの今年の基本給を、これまでの60万ドルから200万ドルに引き上げ たと説明した。

ゴールドマンの10年通期の利益は、過去最高益だった09年と比 べて38%減少。株式・債券トレーディング収入の落ち込みなどが響い た。しかし従業員への報酬が収入全体に占める割合は10年に39%に上 り、09年の36%を上回った。

今回のブランクファインCEOへの賞与は、同CEO自身が持つ ウォール街の過去最高額、07年の6790万ドルは大きく下回る。

ゴールドマンが同日提出した別の届け出によると、デービッド・ ビニアー最高財務責任者(CFO)やゲーリー・コーン社長、マイケ ル・エバンズ、ジョン・ワインバーグ両副会長もそれぞれ7万8111株 ずつを受け取ったという。また、これら4人の幹部に対する基本給は それぞれ185万ドルとなり、前年の60万ドルから引き上げられた。

銀行業界は、規制当局が賞与支給に対する締め付けを強めている ことに対応し、基本給の引き上げを進めている。

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