米GDP:第4四半期3.2%増、個人消費増と輸入減が寄与

昨年第4四半期の米国経済は、 個人消費や純輸出の赤字縮小に支えられて、前期比で拡大した。

米商務省が28日に発表した2010年第4四半期(10-12月) の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)速報値は前期比

3.2%増だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス トの予想中央値は3.5%増。第3四半期は2.6%増だった。在庫投 資を除いた最終需要は7.1%増と、1984年以来の高い伸びだった。

FTNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー 氏は、「第4四半期の強弱が混在しているが、伸びは健全といえよう。 力強い消費に対し、在庫も抑えられている。今後の生産が予想以上に拡 大する可能性を示唆している」と述べた。

実質GDPは13兆3800億ドルと、リセッション(景気後退) 突入前のピークをつけた2007年第4四半期の水準を上回った。

2010年は2.9%増

2010年通年での米GDPは2.9%増。前年は2.6%の縮小だ った。

第4四半期のGDPを項目別にみると、個人消費は4.4%増。 2006年第1四半期以来の高い伸びを示した。GDPへの寄与度は3ポ イント。

貿易赤字の縮小が影響し、純輸出は3.4ポイントのプラス寄与と なった。内訳は、輸入が前期比13.6%減少したことが大きい。輸入の 減少に伴い、GDP寄与度は2.4ポイントとなった。輸出は前期比

8.5%増加し、寄与度は1.0%。

一方、在庫投資は72億ドルと、前四半期の1214億ドルから 大幅に縮小し、3.7ポイントのマイナス寄与に転じた。これは 1988年以来最大のマイナス。

食品とエネルギーを除いたコアPCE(個人消費支出)価格指 数は0.4%上昇と、同指数の記録が開始された1959年以降で最も 低い伸びとなった。

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