ルネサス:通期売上高予想200億円減額-営業利益は維持(Update1)

半導体メーカーのルネサスエレクト ロニクスは28日、2011年3月期の連結売上高予想を従来の1兆1700億 円から1兆1500億円に下方修正した。テレビなど国内民生機器向けの 半導体需要が想定よりも弱いことが要因。

国内市場では、特需を招いた家電エコポイント制度が3月に終了す ることを受けてテレビメーカー各社が生産を抑制し始めており、主にテ レビ向けシステムLSIの需要が想定以上に落ち込んでいることが響 く。第3四半期(10-12月期)で計画を100億円下回った。第4四半期 (1-3月期)でも計画に100億円届かない。

ただ営業利益予想は従来の70億円を維持する。昨年4月の合併で 同社が発足したことによる統合効果や原価低減などが寄与するとして いる。通期の設備投資額も従来の600億円から500億円に抑制する。

東京証券取引所で会見した小倉和明常務は「想定よりも利益は確保 している」といい、第4四半期に売上高が100億円落ちたとしても、第 3四半期までに実現した費用改善が第4四半期にも実現できるとの見 通しを示した。

第3四半期

第3四半期の営業損益は34億円の黒字(前年同期は127億円の赤 字)だった。純損益は176億円の赤字(同210億円の赤字)、売上高は 2752億円(同2804億円)だった。為替相場での円高などが響いた。前 年同期実績は、旧NECエレクトロニクスと旧ルネサステクノロジが合 併する以前の両社の単純合算による。

半導体売上高は同1.3%減の2444億円だった。テレビやパソコンの 画面の液晶やプラズマディスプレイなどを駆動させるために必要な半 導体である表示ドライバICなどの売り上げが減少。パソコン周辺機器 向けやネットワーク機器向けの売り上げも落ち込んだ。

-- Editors: Tetsuki Murotani Hitoshi Sugimoto

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Jason Clenfield

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