中国の短期金利:2週連続上昇-春節前に銀行が現金保有増との観測

中国の短期金融市場では、指標 となるレポ金利が2週連続で上昇している。春節(旧正月)の連休を 前に銀行が現金の保有を増やしているとの観測が背景にある。

中国人民銀行(中央銀行)は、インフレの抑制を目指し市中銀行 の預金準備率をこの3カ月で4度引き上げた。一方、2月2日から始 まる春節の連休を前に、人民銀はこの2週間に公開市場操作(オペ ) を通じて4190億元(約5兆2500億円)を金融システムに供給してい る。

国泰君安証券の債券アナリスト、ユアン・シンチャオ氏(上海在 勤)は「基本的には預金準備率を引き上げた影響だが、連休中の資金 需要増に対応するため現金保有を増やす必要が銀行にあることも、調 達コストを一段と押し上げる要因になっている」と指摘。「インフレ 期待が高まっているため、銀行間貸出金利は直近の預金準備率引き上 げ前の水準には戻らないだろう」と語った。

上海にある銀行間資金の取引センター、NIFCによれば、銀行 の資金調達コストの目安となる7日物レポ金利は今週84ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇し8.14%。27日には8.30%と、 2007年10月以来の高水準に達した。

--Belinda Cao. Editors: Ven Ram, Simon Harvey

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Belinda Cao in Beijing at +86-10-6649-7570 or lcao4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Sandy Hendry at +852-2977-6608 or shendry@bloomberg.net

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