来週のNY原油先物相場:46%が下落を予想-在庫増観測を嫌気

来週のニューヨーク原油先物相場 は下落しそうだ。製油所稼働率の低下や燃料需要の減少で在庫増が見込 まれるため。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト37人を対象に実施した調 査では、17人(46%)が来週の原油先物相場は下落と予想。上昇予想 は14人(38%)。横ばい予想は6人だった。前回は58%が下落を予 想した。

米エネルギー省が発表した先週の原油在庫は484万バレル増加し3 億4060万バレルとなった。昨年10月以降で最大の増加。1月7日ま での6週間で、在庫は2660万バレル(7.4%)減少していた。減少記 録としては2009年7月以降で最長。

スタンダード・バンクの商品ストラテジスト、ジェームズ・チャン 氏(ロンドン在勤)は「最近の米在庫指標は季節的な積み上がりが始ま ったことを示している。これは6月まで続く」とし、このトレンドが 「相場を圧迫するだろう」と述べた。

21日に終わった週の製油所の設備稼働率は81.8%と昨年10月以 来の低水準。需要がヒーティングオイル(暖房油)からガソリンに移行 する前の1、2月に製油所は点検に入ることが多い。

総燃料需要は1.6%減の日量1890万バレルで、11月以来の低水 準。

原油先物3月限は今週に入って3.47ドル(3.9%)下落し、27日 の終値は85.64ドル。前年同期比では16%上昇。

04年4月の調査開始以来、相場の方向性を正しく予測した確率 は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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