米PIMCO:新興アジアの高格付けジャンク債、最高のリターン期待

債券ファンド最大手、米パシフィ ック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、アジアの 新興国・地域について、インフラ投資が成長を促進するインドネシア などの比較的格付けの高いジャンク債(高リスク・高利回り債)が今 年、最高のリターンをもたらすはずだと考えている。

PIMCOの新興アジア担当ポートフォリオマネジャー、チアリ アン・リアン氏は、シンガポールでのインタビューで、アジアの新興 国・地域は先進諸国よりも速い成長ペースが見込まれるとした上で、 「個別に信用評価を行うことが極めて重要だ」と指摘した。

国内総生産(GDP)で東南アジア最大のインドネシアは、今年 の成長率が6.28%になるとエコノミストらは予想している。ブルーム バーグがまとめた調査結果によれば、シンガポールは5.35%、韓国は

4.3%となる見通し。インドネシアのユドヨノ大統領は任期が満了する 2014年までの成長率目標を年平均6.6%としており、インフラ投資を 1400億ドル(約11兆5800億円)に拡大する方針だ。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスによるインドネシアの 外貨・自国通貨建て債の格付けは、投機的格付けでは最高水準の「B a1」。同国は先月、日本との間でジャカルタの大量高速輸送システム や水道施設などのインフラ整備プロジェクト(最大240億ドル規模) に関する合意書に調印した。

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RB S)のデータによれば、インドネシアの炭鉱会社アダロ・エナジーの 2019年償還債8億ドル(表面利率7.625%)は、国債に対する利回り 上乗せ幅が過去1カ月で32ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 縮小し、292bpとなっている。

-- Editors: Ed Johnson, Tom Kohn

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Katrina Nicholas in Singapore at +65-6311-2468 or knicholas2@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Will McSheehy at +65-6212-1140 or wmcsheehy@bloomberg.net

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