英BP株主:ダドリーCEOに資産売却の拡大求める-配当再開を想定

英BPの株主らは、ロバート・ダ ドリー最高経営責任者(CEO)が過去最大規模の資産売却プログラム を拡充するよう望んでいる。年間50億ドル(約4100億円)の配当の 一部に充ててほしいと考えているからだ。

BPは2月1日に通期決算を発表予定。この時、事業戦略の概要を 示し、配当再開のほか目標としていた300億ドルをさらに上回る資産 売却計画を明らかにする可能性があると、投資家らはみている。同日、 ロンドンの裁判所は、BPと競合するロシアのロスネフチとの80億ド ル規模の株式交換の阻止を求める訴えについて審議する見通しだ。

ダドリー氏は昨年10月のCEO就任以降、米国での原油流出事故 関連の費用を支払うため220億ドル相当の資産を売却。経営を再編し、 ロシアの北極圏に眠る未開発の資源にアクセスするためロスネフチと提 携した。配当が以前の50%の水準で再び支払われるとの見方などを背 景に、BPの株価は原油流出事故後の昨年6月に付けた安値から約 60%回復している。

アリアンツRCM(ロンドン)で1億5000万ドル規模の「エナジ ーファンド」を運用するクリストファー・ホイートン氏は「市場は明ら かに配当が再開されると想定している。問題は、BPが今後どう成長し ていくかだ」と指摘。「購入を望む買い手が多いため、BPが資産売却 を増やすことを望んでいる。これまでに発表された売却資産の価値につ いては皆驚いている」との見方を示した。

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