米フォードは「もうかる企業に変身」-2000年以来最高の利益計上か

米2位の自動車メーカー、フォー ド・モーターが28日に発表する2010年通期決算は、2000年以来最 高の利益が見込まれている。新型モデルと同社製品への信頼回復が寄 与したもようだ。

通期の黒字確保は、品質改善と製品ラインアップ拡充に取り組ん できたアラン・ムラリー最高経営責任者(CEO)にとって2年連続 となる。ブルームバーグがまとめたアナリスト15人の予想平均によ ると、一部項目を除く1株当たり利益は2.08ドルと、2000年の4.36 ドル以来最高のもよう。14人の予想平均では、10-12月(第4四半 期)の同利益は48セントとみられる。

ホッジス・キャピタル・マネジメントのファンドマネジャー、ゲ ーリー・ブラッドショー氏は「フォードの自動車は質が上がっており、 燃費も改善している。ムラリーCEOの就任以来、品質に本当に力を 注いできた」と指摘。「ムラリー氏はフォードをもうかる企業に変身さ せている」と述べた。

09年の一部項目を除く1株利益は9セントだった。10年1-9 月の純利益は63億7000万ドルと、1998年以来最大。

米J・D・パワー・アンド・アソシエーツが新車購入後の保有者 を対象に実施した品質調査によれば、フォードは昨年、大衆車ブラン ドの中で首位を占め、全体ではポルシェなどの高級車に次ぐ5位に躍 進した。

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