日産自、マツダからミニバン「プレマシー」をOEM調達

日産自動車がマツダからOEM(相 手先ブランドによる生産)供給車種を拡大する。両社が28日に発表し た。日産自は、マツダから新たにミニバン「プレマシー」の供給を受 け、5月から国内販売する。

日産自が乗用車のOEM供給を受けるのは初めて。日産自は発表 文で、国内でミニバンの商品力強化につながるほか、世界的な投資効 率の観点からもメリットを享受できるとしている。供給台数は明らか にしていない。

マツダは、今回の供給により生産台数を拡大することで、関係会 社を含め収益向上が期待できると発表文でコメントした。供給車両は マツダ車と区別するため、日産用に特別生産したものになるという。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュ(TIW)の高田悟シニ アアストは「ミニバンは、若者から家族まで安定したマーケットであ り、日産自はその需要を取り込みたいのだろう」と指摘。提携の背景 については「国内市場が縮小する一方、環境車にお金をかけている。 8社で市場の奪い合いをして、何もかもしていくわけにはいかない」 と述べた。

コスモ証券投資情報部の清水三津雄副部長は「日産自は中国で、 マツダは米国での回復が鮮明になっている」と述べた上で、「世界で戦 うためには大きな規模が必要で、遠い未来の再編というのも視野に入 っているのだろう」と指摘した。

--取材協力:岩谷多佳子 Editors:Hideki Asai、Takeshi Awaji

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