日産自とマツダ株は全般安の中で堅調、ミニバンでOEM調達の観測

日経平均株価225銘柄の8割以上 が下げる中で、自動車大手の日産自動車とマツダ株は堅調な値動きを 見せた。日産自がマツダからミニバンを相手先ブランドによる生産(O EM)調達する、と日刊自動車新聞が28日にウェブサイトで報じ、両 社の今後の経営効率改善につながるとの期待が広がったためだ。

日産自は一時、前日比1.4%高の855円と続伸し、午前終値は同

0.8%高の850 円。マツダ株は一時2%高の251円まで買われ、0.8% 高の248円で午前を終えた。日経平均株価の午前終値は0.9%安の1 万381円で、わずか32にとどまった上昇銘柄に両社は含まれる。

同紙報道によると、日産自はマツダからOEM調達したミニバン 「プレマシー」を5月にも国内で販売開始する予定という。2社は商 用車での相互OEM関係にあったが、乗用車での協力関係は初めてと していた。両社はきょう午前11時30分に、プレマシーのOEM調達 を正式発表した。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュ(TIW)の高田悟シニ アアナリストは、「マツダには数量増が見込まれ、日産には人気車種で 落ちていたものが増えるということが見込める。ミニバンマーケット は若者から家族までしっかりとしたマーケットで、そこの需要を取り 込みたいのだろう」と分析。厳しい競争を打ち勝つには、「独自でリス クを負うよりはウィンウィンを狙う。より自社の柱としておく所へお 金をかける戦略なのだろう」と話していた。

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