トヨタやキヤノンなど日本企業13社、「AA-」の国債より高格付けに

トヨタ自動車やキヤノンなど日本 企業13社が、日本国債より高い格付けとなる。米格付け会社スタン ダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本国債を「AA-(マイナ ス)」に1段階格下げしたためだ。

S&Pは27日、約9年ぶりに日本国債の格付けを引き下げた。 日本政府が今週示した今年3月末時点の国の借金見込み額は943兆 円に膨らむ。世界最大の自動車メーカー、トヨタや、カメラ最大手の キヤノン、NTTドコモやNTTなどが日本国債を上回る格付けとな る。

S&Pの方針によれば、国の格付けがその国の企業の社債格付け で上限となるものではない。2002年のリポートで、海外で稼ぎ公的 な支えを必要としない輸出企業は、本国の格付けより高い評価を受け る可能性があるとしている。

S&Pは日本国債格下げの理由について「日本の政府債務比率が さらに悪化するとのS&Pの見方を反映している」と説明。「日本の 債務比率は既に格付け先ソブリンの中で最も高いレンジにある」とし た上で、「2020年代半ばまで下降に転じないとみている」と指摘し た。

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