富士電機H株が急反発、3カ月決算で黒字確保-通期計画達成の期待

重電大手の富士電機ホールディン グス株が一時、前日比6%高の266円と急反発。27日に発表された2010 年10-12月決算では、費用削減効果などから連結営業黒字を確保した。 例年赤字になりやすい同四半期決算での黒字確保により、通期(2011 年3月期)計画達成への期待感が優勢となっている。

会社側が発表した決算短信をもとに試算したところ、10-12月営 業利益は17億2700万円となった。前年同期は28億円の赤字だった。 4-12月では92億7700万円の営業赤字となり、通期計画である160 億円は据え置いた。

ドイツ証券の宮本武郎アナリストは27日付のリポートで、1-3 月に収益計上が偏る同社の10-12月は赤字であることが多いと指摘。 過去にHD媒体事業が好調だった際は黒字を確保した経緯もあるが、 今回はHD媒体事業が赤字にもかかわらず、全体としては黒字を計上 したとし、「重電事業での費用削減が効果的であった」と分析した。こ の結果、10-12月までに進ちょくした費用削減効果を考えると、「通 期計画の達成確度が高まった」と見ている。

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