欧州株(28日):下落、エジプト情勢の深刻化で-週間の上げ消す

欧州株式相場は下落し、ストッ クス欧州600指数は週間での上げを消す展開となった。エジプトで の反政府デモの激化が影響した。

エジプトで商取引があるイタリアのイタルチェメンティやフラン スのラファルジュが安い。サノフィ・アベンティスは大幅下落。研究 でがん治験薬の延命効果が示されなかったとの発表が嫌気された。リ オ・ティントなど資源株も値下がり。ストックス欧州600指数の資 源株指数は、19業種中で最大の下げとなった。フィアットはクレデ ィ・スイス・グループによる投資判断引き下げが影響し売られた。

ストックス欧州600指数は前日比0.9%安の280.45で終了 した。

タレット・プレボンのトレーダー、トーマス・ラスケティ氏(ロ ンドン在勤)は「エジプトでの政情不安や夜間外出禁止令、国外への 波及懸念といったニュースが続き、下げが拡大した」と分析。「エジ プトは域内を安定させる影響力があり、重要な役割を担っている」と 続けた。

イタリア最大のセメントメーカー、イタルチェメンティは3%安。

ラファルジュは2.2%安。同社は2007年に、エジプトのオラ スコム・コンストラクション・インダストリーズからセメント部門を 買収した。

サノフィは3.8%安と、半年で最大の下げ。フィアットは

4.5%下落した。

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