英国債:10年債、約8カ月ぶり高利回り-インフレ懸念で利上げ警戒

英国債市場では10年債利回りが 8カ月ぶりの高水準付近で推移。インフレ加速がイングランド銀行 (英中銀)の利上げ実施につながり、債券資産の投資リターンが損な われるとの懸念が広がった。

英公債管理局(DMO)が実施したインフレ連動債の入札では、 当初の予定を上回る発行規模となった。投資家のインフレ対策需要を 反映している。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツ(ロンドン)の市場 ストラテジー責任者、チャールズ・ディーベル氏は、「インフレ懸念 が英国債市場に影を落としている」と述べ、「世界的に債券市場は、 インフレ、特に食料価格の値上がり対して守りの姿勢になっている」 と述べた。

ロンドン時間午後4時35分現在、10年債利回りは前日比1ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)未満上げて3.70%と、昨年 5月18日以来の高水準。同国債(表面利率4.75%、2020年3月償 還)価格は0.04ポイント下げて108.08。2年債利回りはほぼ変わ らずの1.28%。

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