ドイツ:1月インフレ、前年比2%-08年10月来の高水準

ドイツのインフレは1月に加速し た。エネルギーと食料品の値上がりが物価上昇の主因となった。

ドイツ連邦統計庁が27日発表した1月の同国の消費者物価指数 (速報値)は欧州連合(EU)基準で前年同月比2%上昇と、昨年12 月の1.9%上昇を上回った。2%は2008年10月以来の高水準。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト18人の予想中央値は

2.2%上昇だった。前月比では0.5%低下した。

ドイツ経済は昨年、記録的な高成長を遂げ、企業がコストを製品 価格に転嫁しやすくなった。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁 は26日、ユーロ圏のインフレ率を中期的に2%弱に保つため、「必要 なあらゆる措置をとる」と発言していた。昨年12月は2.2%。

コメルツ銀行の経済調査責任者、ラルフ・ゾルフェーン氏は「イ ンフレリスクは現在、上方向に傾いている。主として原油価格が原因 だ」と指摘した。「現在のインフレ傾向はECBを喜ばせるものでは ないが、それでも当社は最初の利上げは2012年に入ってからだと考 えている」と付け加えた。

ECBは昨年12月、ユーロ圏インフレ率の今年の平均は1.8% との予想を公表した。

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