ユーロ圏:1月の景況感、106.5-約3年ぶり高水準付近維持

ユーロ圏では1月の景況感が3年 余りで最も高い水準に近くにとどまった。製造業で景況感が強まった。

欧州連合(EU)の欧州委員会が27日発表した1月のユーロ圏景 況感指数(速報値)は106.5と、昨年12月の106.6(改定前=106.2) から小幅低下した。12月の指数は2007年9月以来の高水準。ブルー ムバーグ・ニュースがエコノミスト25人を対象にまとめた調査では、 1月は中央値で106.7が予想されていた。

ドイツ企業は堅調な輸出需要に対応して生産と支出を増やし、欧 州の経済成長をけん引している。ユーロ圏のサービス業と製造業 を合わせた経済活動は1月に拡大した。1月のドイツのIfo企業 景況感指数は過去最高だった。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フラ ンクフルト在勤)は「ドイツなどの大国が好調で、多数のネガティブ な展開を打ち消している」とし、「危機の影響を受けているのは主に周 辺国だ。現在の景気動向は全体としては安定していて満足できるもの だ」と述べた。

1月製造業景況感は6と、前月の4.9から上昇。サービス業は9.2 (前月は9.6)となった。欧州委が同時に発表した1月の 消費者信頼感指数改定値はマイナス11.2(改定前は同11.4)と、12 月のマイナス11から悪化。建設業の景況感はマイナス26(前月は26.5) に改善した。

エストニアが今年1月からユーロを導入し、ユーロ圏は計17カ国 となった。

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