全日空:LCC新会社設立は2月以降-株主間協定を協議中

全日本空輸の伊東信一郎社長は27 日、都内で会見し、格安航空(LCC)で香港のファースト・イース タン投資グループ(FE)と共同設立する新会社に関し、株主間協定 について細部を協議中と述べ、新会社設立が予定よりも遅れて2月以 降になるとの見通しを示した。また、2011年度の下期の運航開始に向 け、「協議と準備を加速する」と強調した。

新会社設立の遅れについて、伊東社長は、株主間協定の「詰めの 段階で少し時間がかかっている」と述べ、「遅れは第三者との出資の件 ではない。事業開始に遅れが出ないようにする」と語った。さらに、 国際線か国内線のどちらを先にするのかということでなく、「できるだ け早く飛ばすというのが私の思いであり、そこでもめているのではな い」と強調した。

双方が昨年9月に格安航空の共同設立を発表した際、新会社は10 年末に設立、11年度下期に全日空と別ブランドで運航開始予定として いた。その後、香港のFE側は1月半ば、新会社設立で1月中の契約 締結の見通しを示していた。

一方、米ボーイングが新鋭中型旅客機B787の初号機の納入時 期を従来の1-3月期から、7-9月期に再延期したことについて、 伊東社長は、事業計画上は来年度の影響はないと述べ、「損害賠償につ いてはメーカーと協議することになっており、現時点でコメントはな い」と語った。

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