ETPの金保有量:過去2年で最大の減少-世界の景気回復の兆しで

世界景気の回復見通しの改善が投 資需要や金価格の軟化につながるなか、ETP(上場取引型金融商品) を通じた金の保有量が過去約2年で最大の落ち込みとなった。

ブルームバーグがETPを提供する10社から集計したデータによ ると、ETPの金保有量は25日、31トン減の2043.09トンと昨年 8月10日以来の低水準となった。減少率は2008年10月以降で最大。 過去最高水準の2114.6トンに達した昨年12月20日以降、3.4%減 少している。

国際通貨基金(IMF)は25日、世界の今年の経済成長率を

4.4%と予想し、従来の4.2%から上方修正した。ブルームバーグが利 用者1000人を対象に20-24日に実施した調査によると、回答者の半 数以上が金相場はバブルの状態にあるとの見方を示した。金現物相場は 過去最高値に達した先月以降、約6.7%下落している。

英スタンダードチャータード銀行は、25日付の週間リポートで 「経済指標が堅調で世界の景気見通しに対する信頼感が改善される一 方、信用危機や突発的な出来事に伴うリスク、通貨下落に対する防御手 段として金や銀を保有する必要性が低下した。金、銀ともに相場軟化が 予想されている」と指摘した。

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