大韓航空:11年通期の営業利益、過去最高の見通し

韓国の航空最大手、大韓航空は、 2011年通期の営業利益が過去最高になるとの見通しを明らかにし た。同社はプレミアムクラスの集客を目指しており、エアバスの超 大型旅客機「A380」を就航させる。

同社が27日、電子メールを通じて配布した発表文によると、11 年通期の営業利益は前年同期比14%増の1兆2800億ウォン(約940 億円)となる見通し。売上高は8.8%増の12兆5000億ウォンと予 想した。

同社はシンガポール航空と香港のキャセイ航空の追撃を図り、 19年までにビジネスクラスとファーストクラスの旅客収入を全体 の50%まで押し上げようとしており、6月に最初のA380が就航す る。今年A3805機が納入されるが、いずれも2階はすべてビジネス クラス席。

NHインベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリス ト、ジ・ホンソク氏は、「大韓航空はもっとプレミアムクラスの顧客 を呼び込む必要がある」と指摘。「アジアの経済成長に伴い所得が向 上するなか、需要は拡大が見込まれる」と説明した。

同社は発表文で、今年の旅客輸送が前年比8.3%増、貨物輸送 は3.8%増となる見通しを示した。

27日の韓国株式市場で同社の株価は現地時間午前11時49分 (日本時間同じ)現在、1.2%安の7万6800ウォン。

同社の今年の見通しは、原油価格が1バレル当たり約85ドル、 ウォンが平均1ドル=1150ウォンになるとの想定に基づく。

10年10-12月(第4四半期)決算は、純利益が18%減少して 696億ウォンとなった。ブルームバーグが集計したアナリスト21人 の予想平均(2013億ウォン)を下回った。営業利益は23%増の1888 億ウォン、売上高は12%増の2兆9000億ウォンだった。

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