中国:商業用不動産取引が16兆円規模に、2年連続で世界最大-RCA

【記者:Simon Packard】

1月26日(ブルームバーグ):中国は2年連続で世界最大の不動産 投資市場となったことが、米調査会社リアル・キャピタル・アナリティ クス(RCA)の調査で分かった。開発地区の土地取得が世界の商業用 不動産販売を43%押し上げた。

RCAの26日の発表によると、昨年の中国での不動産取引高は 1971億ドル相当(約16兆2000億円)と、2009年を23%上回った。 中国当局が不動産市場の過熱抑制を目指す中、全世界での不動産取引 (5820億ドル相当)に占める割合は34%と、前年の41%から低下し た。

住宅を購入する際の頭金の最低比率の引き上げや、不動産投機抑制 に向けた複数の措置により、10年4-6月(第2四半期)と7-9月 (第3四半期)に中国の不動産取引は鈍化した。だが、10-12月(第 4四半期)には取引高が「過去4年で2番目の高水準に達した」とRC Aは説明している。

発表によれば、10年に行われた中国での不動産投資のうち、約 95%は開発計画絡みの土地取引だった。取引額が最大となったのは、 17億8000万ドル相当で取得された南京の敷地。

RCAは個人向けの住宅販売を除く、1000万ドル超の不動産取引 データを集計している。

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