米ゴールドマンはデリバティブに依存-住宅ローン関連や商品取引で

米ゴールドマン・サックス・グル ープが、金融危機を受けて米議会が設置した調査委員会に促される格 好で、自社のデリバティブ(金融派生商品)活用について明らかにし た。大半の住宅ローン関連取引に加え、商品や金利、為替取引でデリ バティブに依存していた姿が浮き彫りとなっている。

米金融危機調査委員会(FCIC)がゴールドマンの試算として 報告したところによれば、2006年から09年にかけて同社の商品部門の 収入の70-75%をデリバティブが占めていた。この割合は金利と為替 部門では「半分以上」となっている。07年5月から08年11年では、 同社の住宅ローン関連部門が行った取引1550億ドル(約12兆7000億 円)の約86%がデリバティブ絡みだった。

大恐慌以後最悪のリセッション(景気後退)を引き起こし、米国 で800万人余りを失職させた信用危機を検証する一環で、FCICは デリバティブ取引について調査。同取引は、米リーマン・ブラザーズ・ ホールディングスの経営破綻への対応に追われていた当局に金融機関 同士のつながりを見えにくくし、混乱を助長した恐れがある。

ゴールドマンは昨年8月時点では、同社の収入の25-35%がデリ バティブ取引によるものと見積もっていた。それ以前に同社幹部は、 比率は分からないと述べている。同社の広報担当、スティーブン・コ ーエン氏はコメントを控えた。

FCICは27日に報告書を公表する予定。調査結果が示された 545ページの冊子の写しをブルームバーグ・ニュースが入手した。

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