りそなHD新株に「含み損」173億円-失望売りで上場来安値

りそなホールディングスの株価が前 日比4.7%安の426円と上場来安値を更新して取引を終了した。2月1 日の株式交付前に公募価格の440円を14円(3.2%)下回る事態となっ た。新規発行株式数12億3700万株で、公募価格では5443億円となる 新株に173億円の「含み損」が発生した計算になる。

みずほフィナンシャルグループなどメガ3行の直近の普通株増資 では株券交付前の公募価格割れはなかった。りそな広報担当の松井邦夫 氏は「公募価格割れは残念」としたが、それ以上のコメントは控えた。 27日のりそなHD株の出来高は1億2641万株と東証1部の出来高ラン キングでトップ。過去6カ月平均の10倍近くに膨らんだ。

日産センチュリー証券ディーリング部の菊池由文部長は、増資発表 後の株価低迷などを受け、「個人投資家を中心に投げ売りしている」と 指摘。国内募集分での安定操作可能期間が26日で終了して需給が悪化 したほか、株価の下落傾向が続くとみた投資家から貸借取引を通じたヘ ッジ売りも出ているという。

りそなHDは24日に公募価格を決定。未確定の追加分などを除き、 手数料などを差し引いた手取り概算5183億円の調達が決まっている。 公募増資の一般募集は前日26日で締め切られた。株式引き受けの国内 外の共同主幹事は野村証券、メリルリンチが務めた。

Editors: Kazu Hirano Shintaro Inkyo

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