NZ中銀:政策金利3%で据え置き-市場の予想通り

ニュージーランド(NZ)準備銀 行(中央銀行)は27日、政策金利であるオフィシャル・キャッシ ュ・レートを3%に据え置いた。基調インフレは目標レンジ内に「無 理なく」収まっており、利上げは景気回復が力強さを増してくるかど うかにかかっていると説明した。

ボラード総裁は金融政策決定会合後に声明で「金利は向こう2年 間で緩やかに上昇する公算が大きいが、現在のところは景気回復が力 強さを増して、基調インフレ圧力が増大するより明白な兆候が見られ るまで政策金利を低水準に維持するのが賢明なようだ」と述べた。こ れで、4会合連続の金利据え置きとなった。

同総裁が貿易拡大や企業景況感の改善、住宅市場の沈静化などを 挙げて「景気の先行指標は若干安定感を増している」と述べたことを 受け、NZドルは1週間ぶりの高値に上昇。エコノミストは、昨年9 月の地震被害からの復興需要が、今年と来年の経済成長を押し上げる と予想している。

ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、ブレンダン・オドノ バン氏(ウェリントン在勤)は「中銀のトーンは昨年12月よりも明 るくなった。下振れリスクではなく、前向きの指標により重点が置か れている」と指摘。「これまでは、プラスの兆候とマイナスのリスク が拮抗(きっこう)との色彩がより強かった」と説明した。

NZドルはウェリントン時間午前9時37分(日本時間同5時 37分)現在、1NZドル=0.7722米ドルと、政策金利発表前の

0.7656米ドルから上昇した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト12人を対象に実施し た調査では、全員が据え置きを予想していた。利上げの時期について は5人が6月、7人が7-9月(第3四半期)を予想している。

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