任天堂:4-12月純利益74%減、ハード予想下げ-業績据置

任天堂が27日発表した昨年4-12 月期純利益は、前年同期比74%減の496億円となった。ゲーム機販売の 減少のほか、為替の円高も響いた。通期(2011年3月期)についてはハ ードの販売予想を下方修正する半面、利幅の厚い対応ソフトについては 積み増した。業績予想は据え置いた。

純利益はブルームバーグ・データによるアナリスト4人の事前予想 平均667億円を下回った。営業利益も同47%減の1588億円と、事前予 想平均1900億円に届かず。アナリスト予想は昨年10-12月の平均に上 半期実績を加味した額。売上高は同32%減の8080億円だった。

同社広報担当の皆川恭広氏によると、円高に伴い4-12月期に売上 高で701億円、営業利益で450億円の減少要因が発生した。同氏は、ハ ードとソフトの販売予想変更について、ここまでの売れ行きを反映させ たとしている。

同社は昨年9月、収益回復のカギとする携帯ゲーム最新作「ニンテ ンドー3DS」発売延期を理由に今期予想を大幅下方修正していた。3 DS今期販売予想は400万台で変更せず。森仁洋専務は27日の大証で の決算会見で3DSの予約状況について、「一般的な感覚としては非常 に多い」とコメントした。

東海東京調査センターの角田佑介アナリストは、ソフトの売れ行き は好調なもののハード販売減などから「業績面で予想以上に厳しい、と いうのが第一印象」とコメント。「3DSビジネスで何か考えている」 と推測されるものの、現行の通期営業益予想2100億円達成に向け1- 3月期で500億円強の利益を積み上げるのは難しいとの認識を示した。

通期販売予想は、DSのハードを従来比100万台減の2250万台、 ソフトは同1000万本増の1億3500万本とした。据え置き型の 「Wii(ウィー)」ではハードを同150万台減らし1600万台とした一 方、ソフトは 3200万本増やし1億7000万本とした。

--共同取材:堀江政嗣、 Editor: Tetsuki Murotani Tetsuzo Ushiroyama

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