スペイン財務相:未上場の金融機関、10%の自己資本比率達成が必要も

【記者:Emma Ross-Thomas、Charles Penty】

1月26日(ブルームバーグ):スペインは、民間出資を受けずホー ルセールの資金調達に頼っている金融機関に対し、最大10%の中核的 自己資本比率を義務付ける方針だ。サルガド財務相が26日明らかにし た。

24日には最低8%の自己資本比率の適用を発表し、これを受けて 債券価格や金融株が下落した。

サルガド財務相は26日、テレビ局TVEとのインタビューで、上 場している金融機関は、財務基盤の強さを示す中核的自己資本比率を9 月末までに8%に引き上げる必要があるとした上で、「上場せず資金調 達をホールセール市場に頼り、民間出資を受けない」金融機関は9- 10%の達成が必要になると説明した。

また同相は、金融機関が必要な追加資本は最大200億ユーロ(約 2兆3000億円)とするスペイン銀行(中央銀行)の見通しは「試算」 にすぎないとし、この数字は法律に盛り込まれないと指摘。来月可決が 見込まれる銀行システム改革に関する法案は「必要な規模」に言及する だけにとどめ、最終的な金額は「こうした自己資本比率達成を可能にす る規模になる」と予測した。

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