ブラジル株:4週間ぶり安値-銀行融資の伸び鈍化と金利先高観で

26日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が下落し、4週間ぶりの安値を付けた。銀行融資の 伸びが鈍化する中で、政策担当者が融資規制を強化するとの懸念から 売りが先行した。

PDGレアルティSAエンプレエンジメントス・エ・パルチシパ ソンエスは昨年5月以来の大幅安となり、住宅建設株の下げを主導。 予想を上回るインフレ率の上昇を受けて、トレーダーの間で金利先高 観が強まった。ブラジルの昨年12月の銀行融資の伸びが5カ月ぶりの ペースに鈍化したことで、バンコ・サンタンデール・ブラジルを中心 に銀行株が売られた。ネット通販で国内最大手のB2Wコンパニア・ グローバル・ド・バレジョも昨年8月以来の大幅安となった。

オレン・インベスチメントスで2億9000万レアル(約140億円) 相当の運用に携わるダイアナ・リテウスキ氏(リオデジャネイロ在勤) は、「住宅建設と小売株については、インフレ加速見通しと金利先高観 が影響している」と指摘。「与信の伸びの鈍化は悪材料だ。銀行につい てはポジティブな見通しを持っていない」と述べた。

ボベスパ指数は前営業日比1%安の68709.22で終了。同指数構成 銘柄のうち値下がりは52銘柄、値上がりは13銘柄。前日の取引は祝 日のため休場だった。通貨レアルは0.2%高の1ドル=1.6680レアル。

ブラジル中央銀行がこの日発表した昨年12月の銀行融資は前月 比1.6%増の1兆7000億レアルだった。

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