FOMC:市場関係者のコメント-ジェフリーズのマッカーシー氏

米連邦準備制度理事会(FRB) は26日の連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に声明を発表し、6 月にかけて6000億ドル(約49億円)の国債を購入する方針を維持し た。米金融当局は景気回復が加速している兆候が表れているとしなが ら、高い失業率の引き下げを目指した金融緩和措置を縮小させるには 不十分だとの認識を示した。

これについての市場関係者のコメントは以下の通り。

◎ジェフリーズの主任金融エコノミスト、ウォード・マッカーシー氏:

声明は極めて緩和的といえる内容のものだった。昨年12月時点と の最も大きな違いは政策決定で反対に回るメンバーがいなかったこと だ。フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁はそのうち反対に回りた いところだろうが、この日は「今後、年内に異論を唱えるのに備えて」 反対しなかったのかもしれない。

「昨年12月14日の声明では、FOMCは判断の基本変数として 失業に重きを置いていたように思うが、今回の声明では労働市場全般 の状況へとその範囲を広げた」

「昨年12月の声明を見てみると、失業率が全てを決定していると さえ言えるだろう。金融当局は具体的にその範囲を広げ、失業率の低 下と非農業部門の雇用者数の伸び加速、さらに期待されるその他の労 働市場関連の指標の改善にまで拡大した」

「金融当局はまた、インフレについて全体とコアの部分の隔たり については承知しているが、政策決定の上で基としているのはコアの 部分だとの姿勢を引き続き示した」

「金融当局が量的緩和第2弾(QE2)を途中で打ち切るとは思 わない。不変ということではないが、それにほぼ近い。債券の購入を 通じ金融当局が市場を引き続き支えているという考えによって、金融 市場のセンチメントが良好であることを当局は願っている。当局は不 透明感の払拭(ふっしょく)を目指している」

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE