欧州株:上昇、米金融当局の緩和策維持観測で-ルノーなど自動車堅調

欧州株式相場は上昇。米景気 回復のペース加速が見られるが、米連邦公開市場委員会(FOMC) は、引き続き景気刺激策を継続する意向を示すとの観測が広がって いる。

ブリュッセルの貴金属リサイクル業者ユミコアは、昨年5月以 来の大幅高。UBSによる株式投資判断の引き上げが好感された。 イタリアの食品会社パルマラットは上昇。一部投資家が既存の取締 役会の人事刷新を模索しているとの報道が手掛かりだった。ドイツ のスポーツカーメーカー、ポルシェと仏自動車ルノーを中心に自動 車株は上昇。オランダの人材派遣大手ランドスタッド・ホールディ ングは4.2%高。クレディ・スイス・グループが株式投資判断を引 き上げたのが強材料だった。

ストックス欧州600指数は前日比0.9%高の282.47で終了。 約1週間ぶりの大幅高だった。

スタンダードチャータード銀行の米エコノミスト、デービッ ド・シーメンス氏(ニューヨーク在勤)は、「FOMC声明は、前回 の会合以降で経済統計に全般的な改善が見られることを指摘するだろ う」と述べ、「緩やかなインフレ環境や高い失業率を理由に、米金融 当局は6000億ドルの国債購入計画を完了させると予想している」と 続けた。

ユミコアは6.4%高。UBSは同社の株式投資判断を「売り」 から「買い」に引き上げた。

パルマラットは5.5%値上がりした。

HSBCホールディングスがポルシェの株式投資判断を「アン ダーウエート」から「オーバーウエート」に引き上げたのが材料と なり、ポルシェは7.1%高。

ルノーは3.3%上昇、バークレイズ・キャピタルが株式投資判 断を「アンダーウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた のが好感された。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE