欧州債:独国債が下落、2年債1年ぶり高利回り-輸入物価の急上昇で

欧州債市場では、ドイツ2年債 利回りが約1年ぶりの高水準に上昇。昨年12月の独輸入物価指数が 過去29年余りで最大となる年間の伸びを示したことから、インフレ 期待が高まった。

独10年債利回りは8カ月ぶり高水準まで1ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)未満となった。ドイツ連邦統計局が発表 した12月の独輸入物価指数は前年同月比12%上昇した。スペイン 国債は続落。同国の住宅ローン承認件数が減少したほか、格付け会社 フィッチ・レーティングスがスペインによる銀行の自己資本規制強化 について、投資家の信頼回復につながるかどうかは「依然として不透 明」だと指摘したことが影響した。独30年債は下落。同年債の入札 では、応札が20億ドルの供給額に満たなかった。

ロイズ・コーポレート・バンクの金利ストラテジスト、エリッ ク・ワンド氏は、独輸入物価の統計について、「インフレが輸入され ているのではないかという懸念を裏付ける新たな実例だ」と指摘。 「独国債の環境にとって悪材料だ」と述べた。

ロンドン時間午後4時26分現在、ドイツ2年債利回りは前日比 6bp上昇の1.32%。一時は1.33%と、昨年1月5日以来の高水 準を付けた。同国債(表面利率1%、2012年12月償還)価格は

0.095ポイント下げ99.420。ドイツ10年債利回りは4bp上昇の

3.18%。

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