ECB総裁:EFSFの国債購入は有用、可能性を排除せず

欧州中央銀行(ECB)のトリシ ェ総裁は、ユーロ圏の救済基金に国債購入の権限を与えることは可能 との見解を示した。実現すれば、ソブリン債危機の抑制に取り組むE CBに対する圧力が軽減されることになる。

トリシェ総裁は26日、スイスのダボスでのブルームバーグテレビ ジョンとのインタビューで、「利用可能な複数の手段が存在する中で、 私ならきっとそれを排除しないだろう。一定の状況の下では有用だと 考えられる」と語った。

欧州連合(EU)の政策担当者らは、3月の首脳会議を前に最大 4400億ユーロ(約50兆円)の救済基金である欧州金融安定ファシリ ティー(EFSF)の改革を急いでいる。

ECBは昨年5月以降、政策委員会メンバーの一部の反対にもか かわらず、高債務国の国債を引き受けてきた。トリシェ総裁の発言は、 各国政府に高債務国の国債購入を迫るECBからの圧力を強めるもの だ。トリシェ総裁は、経営危機に直面する銀行の資本増強のためにE FSFを活用する可能性も排除しなかった。

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